2013年5月15日水曜日

日光観光〜その1 日光東照宮のチケット

日光には、朝の9時半くらいに到着しました。 

5月1日は平日だったせいか駐車場も結構空いていて一番近くの一日500円の駐車場に普通に停めることが出来ました。 山の中なのでまだ肌寒く、薄手のコートを持って行って正解でした。 

日光といえば有名なのが「日光東照宮」ですが、日光は東照宮だけでなく他にも有名な「二荒山神社」や「輪王寺大猷院」「日光山輪王寺」などがあります。 

日光は世界遺産として有名ですが、世界遺産とは日光東照宮だけではなく二社一寺とも呼ばれる二つの神社と一つのお寺から成っています。

「日光東照宮」「日光二荒山神社」「日光山輪王寺」と103棟の建造物群とそれらを取り巻く文化的景観が世界遺産なのです。 

しかし、やっぱり一番有名なのは「日光東照宮」なので、日光東照宮から回ることにしました。 もともと「日光東照宮」は徳川家康を祀るために作られたものですが、もともと源頼朝の時代にはすでに日光山は東国の精神的中心としての役割があり、徳川家康がそれを利用したとも言われています。 

江戸時代初期の文化の集大成とも言える建築美を誇る日光東照宮は元和3年(1617年)に2代将軍徳川秀忠によって創建されました。 徳川家康が亡くなったあと、静岡県の「久能山東照宮」に遺体を一年安置し、その後日光に祀られました。そして、3代将軍家光の時代に大改修があり今にいたっています。そのときに「費用お構いなし」で造らせたといわれ、総工費は現在の400億円以上とも言われるそうです。 

日光東照宮の神様は徳川家康公ですが、その神様としての呼び名を「大権現」か「大明神」にするかで揉めたことがあるそうです。揉めた方の片方は徳川家康のブレーンとしても有名な「天海」で、結局、「大明神」は「豊国大明神」として豊臣秀吉に送られた神号であり、その後の豊臣家の滅亡を考えると不吉だということで「東照大権現」という神号になりました。 

さて、早速散策ですが、なかなか良い駐車場に停めることが出来たので、東照宮の正門まですぐです。


 


 ちなみに、「日光東照宮」とよく呼ばれますが正式名称は単なる「東照宮」とのことです。静岡県の久能山にも東照宮があるので区別するために「日光東照宮」と呼ばれているのでしょう。 駐車場から歩いてすぐ、東照宮の入り口に来ました。


 


 もちろん入り口の石碑には徳川家の家紋「葵の御紋」がついています。 東照宮は徳川家康が神様の神社なので、入り口には鳥居があります。


 


 鳥居を抜けると左手に豪華な五重塔が出迎えてくれます。


 


 装飾が色鮮やかです。


 

 この五重塔は慶安3年(1650年)に若狭藩主の酒井忠勝によって寄進されたもので、一度は消失してしまいましたが、文政元年(1818年)に同じく若狭藩の藩主酒井忠近が再建し、現在見られる五重塔はその当時のもので、200年近く昔の建物です。

高さ34.5mで銅瓦葺きの屋根が五層になって並んでいます。 正面に門がありますが、ここからは有料なのでチケットを買わないといけません。

 

 門の両側にチケット売り場がありますが、左側のチケット売り場だと東照宮のチケットしか買えません。

二社一寺の3つを回るつもりなら門の右側のチケット売り場で共通チケットを買いましょう。 共通チケットは1,000円でした。

 


 門の横には灯籠がありましたが、ちょっとした灯籠からも年代を感じられます。


 


 さあ、いよいよ表門をくぐります。

0 件のコメント:

コメントを投稿